Xperia XZ Premium SOー04Jが来た♪ヽ(´▽`)/3weeks主観的レポ
私はカッコいいモノを持つだけで幸せを感じるくらい正義だと思う(*´ー`*)
だから私は、Xperia。
Xperia Z5 Premiumを手にした時に、どうしてもしたくなって撮ってもらった一枚。だから私は、Xperia。
Xperiaはカッコいいだけじゃない。発売時に買えば最高のXperiaなのである。
とある人は、「保守的」とか、発売のスパンが短いために「代わり映えしない」ということを聞くことがある。
だが、買い換えるタイミングは人それぞれ、その人が「欲しい!!!」と思うタイミングで最高のXperiaが体験できるのだ。
Xperia Z5 Premiumは当時世界初の4Kディスプレイ対応スマートフォン。最新のXperiaは最高のXperiaなのだ。
そして、今回の各社夏モデルスマホでも、GALAXY S8やHTC U11などインパクトの強い機種がリリースされたなかでも負けないインパクトとデザインのバランスがよくできている。XperiaはこうあるべきなのだとXperiaファンはきっと思っている(はず)。
前置きが長いが、筆者は今回2015年11月から使ってきたドコモスマートフォン「Xperia Z5 Premium SOー03H(以降Z5P)」から2017年6月16日発売のドコモスマートフォン「Xperia XZ Premium SOー04J(以降XZP)」に買い換えた。
そこで、キーテーマが似ているこのスマートフォン2機種を比較しながらXZPの主観的使用レポートを書こうと思う。
あくまでも主観的なので、ベンチマークテストなど欲しい情報がない場合はご了承いただきたい。
早速開封。Z5Pとはまた違うカッコいいマテリアル感のXZP。
- PremiumなExteriorとSpec
- 進化した世界初4K HDR対応Xperia
- Xperiaのカメラが面白い!!!Motion Eye™️カメラシステム
- リッチコンテンツもすぐDLできる最大通信速度788Mbbs対応
- CPUとメモリ刷新、サクサクの最強Xperia
- なかなかスキの見当たらないXperia XZPはやはりネオスタンダードなPremium
- あとがき...
PremiumなExteriorとSpec
ということでまずは、Z5PとXZPのSPEC比較
比較SpecでみるXperia XZ Premium |
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Spec |
Xperia XZ Premium (SOー04J) |
Xperia Z5 Premium (SOー03H) |
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カラー |
Deepsea Black/Luminous Chrome |
Chrome/Black |
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サイズ (約)高×幅×厚/質量 |
156×77×7.9mm/191g |
154×76×7.8mm/181g |
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ディスプレイ |
トリルミナスディスプレイ®️for mobile(HDR) 約5.5Inch 4K TFT 2160×3840dot |
→(Z5P SOー03HはHDR非対応) |
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CPU(SoC) |
Qualcomm MSM8998 Snapdragon835 2.45(QC)×1.9(QC)オクタコア |
Qualcomm MSM8994 Snapdragon810 2.0(QC)×1.5(QC)オクタコア |
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OS |
Android™️7.1 |
Android™️5.1→6.0→7.0 |
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内蔵メモリ |
RAM 4GB/ROM 64GB UFS |
RAM 3GB/ROM 32GB eMMC |
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外部メモリ |
microSD/SDHC/SDXC (2GB/32GB/256GB) |
microSD/SDHC/SDXC (2GB/32GB/200GB) |
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急速充電 |
QC3.0 USB3.0 0→100% 最速185分 |
QC2.0 USB2.0 0→100% 最速175分 |
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バッテリー |
3230mAh(内蔵電池) |
3430mAh(内蔵電池) |
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電池持続時間 (NTTドコモ調べ) |
約105時間 |
約77時間 |
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連続待受時間 (静止時/約) |
LTE 460H/3G 500H/GSM 350H |
LTE 490H/3G 510H/GSM 400H |
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連続通話時間(約) |
VoLTE 1140m/HD+ 960m/3G 1150 /GSM 740m |
VoLTE 1330m/3G 860m/GSM 800m |
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最大通信速度 (受信時/送信時) |
788Mbbs/50Mbbs ('17,8月より一部東名阪エリアより対応) |
255Mbbs/50Mbbs |
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メインカメラ(外側) |
裏面照射積層型CMOSイメージセンサーExmor RS®️for mobile Motion Eye™️カメラシステム 有効画素数約1920万画素 |
裏面照射積層型CMOSイメージセンサーExmor RS®️for mobile 有効画素数約2300万画素 |
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フロントカメラ(内側) |
裏面照射積層型CMOSイメージセンサーExmor RS®️for mobile 有効画素数約1320万画素 |
裏面照射積層型CMOSイメージセンサーExmor RS®️for mobile 有効画素数約510万画素 |
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静止画 記録サイズ |
<メイン> 19MP(4:3)/17MP(16:9)/ 12MP(4:3/16:9) <フロント> 13MP(4:3)/10MP(16:9) |
<メイン> 23MP(4:3)/20MP(16:9)/ 8MP(4:3/16:9)/3MP(4:3)/ 2MP(4:3/16:9) <フロント> 5MP(4:3)/3.7MP(16:9)/ 2MP(4:3/16:9) |
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静止画 オプション |
フラッシュ(メインカメラ)/ジオタグ/スマイルシャッター/シーン認識撮影/先読み撮影 |
フラッシュ(メインカメラ)/ジオタグ/スマイルシャッター/シーン認識撮影 |
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動画 記録サイズ |
<メイン> 4K(2160P)/FHD(1080P)/ HD(720P)VGA(480P) <フロント> FHD(1080P)/HD(720P)/ VGA(480P) |
→ |
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動画 オプション |
ライト(メインカメラ)/顔認識/手ブレ補正/ セルフタイマー/タッチ撮影/AF |
→ |
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日本語変換エンジン |
PoBox Plus®️ |
→ |
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VoLTE |
VoLTE(HD+) |
VoLTE |
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Bluetooth®️ |
Bluetooth®️5.0 |
Bluetooth®️4.0 |
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テザリング同時接続数 |
Wi-Fi 10台/Bluetooth®️4台/USB 1台 |
Wi-Fi 10台/Bluetooth®️5台/USB 1台 |
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防水/防塵 |
防水(IPX5/8)防塵(IP6X) |
→ |
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Etc.... |
ワンセグ・フルセグ/おサイフケータイ/WORLD WING/エリアメール/非常用節電機能/生体認証(ログイン/決済) |
→ |
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SPECから見て、Z5Pよりも少し大きくて重くなった感じだけど、実際の持ち感は変わらない印象だ。
むしろ、持った時の滑りやすさが軽減され安定してグリップできる。
Z5Pから継承した4Kディスプレイはより明るくキレイなHDR(ハイダイナミックレンジ)対応。ベゼルは一体感のある鏡面仕上げに。
背面もZ5Pから継承した鏡面仕上げのルミナスクロム。Z5Pと比べて透明感のあるきらきらした印象。
側面も鏡面仕上げのきらきら感。右側の物理キーは電源キーの上にボリュームキーが移動した。
ちなみにディープシーブラックは電源キーがブラックと同色になっている。
左側面はあまり変わらない印象だが、SIMカードとmicroSDカードのトレーが独立になった。
天面はアルミ削り出しのヘアライン加工で3.5Φのイヤホンジャックとセカンドマイク。
底面も天面と同じヘアライン加工にUSBーC 3.0の防水キャップレス。スクエアなのにエッジをダイヤモンドカットしているため握った時に刺さる感じなく手当たりよく、しっかりグリップできる。
中身でZ5Pから大きく変わった点は...
[4K HDR動画再生対応]
[有効画素数約1920万画素Motion-Eyeカメラ]
[最大通信速度788Mbbs対応]
[Snapdragon835搭載&内蔵メモリの増量]
ではないだろうか。
上記も含め、3週間使ってみて、いろいろな進化点を実感できたのでレビューしたい。
進化した世界初4K HDR対応Xperia
まずひとつめはZ5Pから継承した4Kディスプレイをブラッシュし、HDR(ハイダイナミックレンジ)に対応した点。
Z5Pの4Kディスプレイは描写の細かさが優れた部分だったのだが、輝度を上げないと若干暗めで、彩度がいまひとつな印象だった。
XZPの4Kディスプレイは輝度が低くても明るくて彩度の豊かさが歴然の差でわかる。
さらにZ5Pでは対応していなかったYoutubeでの2160Pの4K再生も対応したことは個人的にとても良かった点。
Z5Pでは非対応だったYoutubeの2160P再生は4Kディスプレイの存在意義を拡げた。
Xperiaのカメラが面白い!!!Motion Eye™️カメラシステム
もう1つのウリ、Motion Eye™️カメラシステム搭載の1920万画素のメインカメラ。
もうすでに発表時に各媒体でも取り上げられているが、Z5Pのメインカメラと比べて、画素数を落とした変わりにセンサーサイズを従来よりも大きなものを採用、暗めの場所での撮影でのノイズを抑え、より明るくキレイに撮れるカメラになっている。
加えて、イメージセンサーにメモリを搭載したことによりデータの読み出しを高速化。動く被写体も高精細な写真に収められる。
Z5Pと比べて色彩の明度が格段と良くなったのと同時に画素数が下がったのにも関わらず細部の描写力に驚かされた。
このMotion Eye™️カメラシステムを使った新機能が先読み撮影とスーパースローモーション撮影だ。
動く被写体にフォーカスを当て撮影した時にシャッターを切る前から切るまでの画像を最大4枚記録、そこからよりベストショットを選べる機能が先読み撮影だ。
決定的チャンスを逃さない先読み撮影機能は以前あった連写機能より使い勝手がいい。
スーパースローモーション撮影は動画撮影中に選択した通常時30コマ/秒→約2秒間を960fpsで撮影しスーパースローモーションとして記録できる機能。
今までにないおもしろい動画が撮れてすごく楽しいが、スーパースローモーションで撮影したいタイミングのコツをつかむまでは練習が必要なのと、解像度がHD(720p)で画角が狭くなるため広くて明るい場所での撮影がオススメ。
youtu.be
HD撮影のため、暗いところの撮影だとノイズが気になることも。とはいえ、素材探しとかカメラを使うのが楽しくなった。
リッチコンテンツもすぐDLできる最大通信速度788Mbbs対応
最大通信速度788Mbbs対応についてだが、4Kやハイレゾ音源などデータの大容量化が進むなかで、データを多重化する4×4mimoと一度にやりとりできるデータ量を増やせる256QAMに加え複数の周波数帯を使うことでより速く、快適に通信できるようになるのだが、現在の筆者の使用環境では150Mbbs/DLなので4倍近く速くなると考えてもピンとこない部分が大きい。
ただ、ここ1~2年で通信速度は格段に向上してきたことを考えると、きっと体感したことのない速さなんじゃないかと素人目にワクワクする。
筆者の自宅付近は下り120Mbbs平均出るようになりだいぶ速くなったイメージだが、もっと早く快適になるのだろうか。
CPUとメモリ刷新、サクサクの最強Xperia
4つ目は、CPUとメモリの向上について。
XperiaといえばZ4以降に話題になった所謂発熱問題で注目されたCPUと発熱処理対策。
Z5PではZ4と同じCPUを採用し、ヒートパイプなるものを装備していたみたいだが、アップデートを重ねるたびに、高負荷に耐えられず、熱暴走を起こしバッテリーの減りが速くなっていた。
XZPにはSnapdragon製の最新CPU835を搭載し、CPU/グラフィック性能ともに1.2倍の処理速度になった。
実際3週間だが、指紋認証も"あっ"と言わせるまもなく解除してくれるし、動作もサクサク以上のレスポンスだ。
特にAndroid7.0からの機能、マルチウィンドウで、動画を観ながらTwitterでツイートをしててもカクツクことなく快適に動作できる余裕ぶり。
アスキーつばささんの動画観ながらTwitterは本当に便利なマルチウィンドウは5.5インチの大画面ならではの使い勝手。
画像出典:Youtubeアスキーチャンネル
www.youtube.com
画面回転ONでもきちんと使える。ちなみにマルチウィンドウ使用時はアップコンバートは効いてない気がする。
発熱に関しても、データセーバー機能やスタミナモードが効いているおかげかまだ、熱くて触れない程度に達していないのできっと問題はないと思う。
7.0からの新機能[データセーバー]は自動通信を抑えるので電池の減りを抑えるとともに過剰な発熱も防ぐ。
Xperiaのスタミナモードは新たに電池残量が少なくなると切れる時間を予測通知してくれる。
CPUの処理性能に大きく貢献しているのが内蔵メモリの容量増加も一因ではないか。
RAM4GB/ROM64GB UFSにあわせて、スマートクリーナー機能で不要な
なキャッシュを自動的に削除する設定もでき、いつでも余裕の軽い動作性能にできるので安心できる。
Z5PではギリギリだったメモリもXZPに替えて50%までアドバンテージを増やせた。
XZからの新機能の[スマートクリーナー]がプリインされている。
なかなかスキの見当たらないXperia XZPはやはりネオスタンダードなPremium
ほかにもハイレゾ×ノイズキャンセリング機能を備えた[Walkman]譲りのミュージックプレーヤーだったり、米国Qnovo社との共同開発した[いたわり充電]だったり、ソニーが持つ技術開発力がギュッとつまった最新のXperiaはやはり日常を快適にサポートしてくれる。
Xperiaといえばミュージックプレーヤー。別売のイヤホン[MDRーNW750N]を使うとハイレゾ×ノイズキャンセリング機能で最高の音楽を楽しむことができる。
Xシリーズからの機能である[いたわり充電]は、長くXperiaを使うために電池性能をロングライフ化する充電機能。結果的に日々使ううえでも電池消費削減にも貢献していると思うくらい、電池持ちはかなりいい。
あとがき...
発売日翌日に到着し、3週間XZPを使い倒したが、これといって大きな不具合もなく、すごく快適で満足している。
強いて挙げるバツは、アクセサリーが少なく、今回から裸族を卒業しようと思っていたのだが、欲しいケースがあまりなくて結局クリアケースでなんとか対応している。
また、他方レビューで話題になっていた写真の歪みとかはあるかもしれないが、個人的には気にならない程度である。
まだまだ書き足りないいいところもあるが、Z5Pでは出来なかった機能の進化はやはりPremiumだ。
4Kディスプレイも段違いでキレイに楽しめるし、スーパースローモーションなどカメラを使うのが楽しくなったり、しっかりとデフォルトの機能も使い勝手がよくなっていたりとZ5Pの世代で買ったユーザーは買い換えても後悔なく大満足できる最強のXperiaだった。
いずれカメラや音楽機能のスピンオフレビューを別の機会にしていこうと思う。