順当?変革??'18新型Xperiaに見る主観的未来(*`・ω・)
いろいろ書きたいことがあったがバタバタ忙しい毎日で今さら年跨ぎ更新。。。
と、言うことでモバイル好きが色めき立つCESとMWCの季節も終わり、2018年前半のスマートフォン注目機種が出揃い、日本の夏モデルでどのキャリアがどの機種を発売するか、楽しみな時期。
...とは言え、例年に比べてグローバル中心で日本で発売されるような機種が少なく感じた今回のMWC。
果たして、今回CESでグローバルミッドを発表したXperiaはMWCでフラッグシップの発表をするのか、エージェントやウエラブルの拡充を図ってくるのか...。
今回は、CES、MWCでソニーモバイルが発表した新型Xperiaを含めた発表したプロダクツを振り返りながら主観的感想と(あくまでも)主観的未来を占ってみたいと思う。
- CESでのフライングデビュー、Xperia XA2シリーズ
- 期待を超えたブレイクスルー!!!?MWCでデビューしたXperiaXZ2シリーズ
- スマートフォン以外にも注目プロダクツで期待無限大のXperiaワールド
- あとがき...
CESでのフライングデビュー、Xperia XA2シリーズ
簡単にCESの説明をしておくと、毎年、アメリカ・バルセロナで開催される『世界家電見本市』で、モバイルガジェットも発表されることもなくはないがコンシューマー向けPCが多く、スマートフォンはあまりない。
そんななか今回のCESでソニーモバイルが発表したミドルレンジスマートフォン『Xperia XA2/XA2 Ultra』。
前回はMWCでまとめて発表されたXA1とは背面のデザインを変えてきたが、全体的にXZPのデザインをリファインした印象のXA2。
XAシリーズは新興国向けのミドルレンジシリーズの位置付けで、XA1→XA2へのスペックをみてもそこまで代わり映えはしないが注目すべきは指紋センサーやカメラ位置などの意匠変更だろう。
XZシリーズで採用したデザインコンセプト『ループサーフェス』にR感を強調し横方向の断面を楕円形にしたのに加え、Xperiaのアイコン的存在だったリアカメラの位置を右上からセンターに、電源キー兼用だった指紋センサーをリアカメラ下に独立配置するなど背面デザインを一新したのだ。
これは、サイドの厚みを削ったことによってカメラモジュールや指紋センサーを既存の位置に配置できずに新しいデザインにした結果という見方が強いが、Z5シリーズや、XZシリーズなどサイドの指紋センサーでスリーブ解除に慣れたユーザーにとっては少しだけ慣れるのに時間が掛かるんじゃないか気になるところ。
とはいえ、これはこれでデザイン的にもうまく纏まっていて、Xperiaの高級感も損なうことなく進化した気がして個人的にはいいと思う。
また、Xperia XA2 Ultra にはフロントデュアルカメラを採用し、グローバルでのセルフィー需要に応え、充分な進化とともに、MWCの新モデルの期待に繋がった。
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個人的に、センター配置のリアカメラと楕円形フェイスとくると思い出すXperia NX SOー02D。インスパイアされたのかとさえ思うくらいだ。
期待を超えたブレイクスルー!!!?MWCでデビューしたXperiaXZ2シリーズ
2月後半になり、いろいろなリークや噂も出揃い、デュアルカメラ搭載や18:9ディスプレイのベゼルレスデザイン、そして『Xperia XZ Pro』の存在など期待は一層に高まり迎えた2.26 MWC2018。
そこでソニーモバイルが発表したのはフラッグシップスマートフォン『Xperia XZ2/XZ2 Compact』だった。
ここで変えてきたか、と思わせるフルモデルチェンジをしてきたXperia XZ2、サイズ感をそのままに18:9の5.7インチFHD+ディスプレイを載せたメインフラッグシップに進化した。このディスプレイサイズなら個人的にはWQHD以上のディスプレイを期待してた。
Zシリーズからのオムニバランスデザインを昇華させ、約1.5年続けたループサーフェスデザイン。そこから今回、人に寄り添うデバイスをテーマにしたXシリーズの集大成とも言える『アンビエントフロー』という、横方向に加え、縦方向にもRをつけてクッションのような形になったのだ。
従来機XZ1/XZ1 Compactと比較して、全体的にR感が際立つデザインになったことに加え、縦方向に伸びた18:9 5.7/5.0インチFHD+ディスプレイは他社製スマートフォンでトレンドの四隅が丸みのあるものとは違い、従来の角のあるデザインとある程度ベゼルを残したデザインはXperiaらしさが残った感じがあり個人的には好きだ。
背面の配置はCES2018で既出したXA2シリーズと同じリアカメラと指紋センサーをセンター配置している。
ソフト面ではXperiaのコンパクトとしては初である5インチFHD+ディスプレイを搭載したり、XZ2には動画視聴とリンクしてバイブレーションで臨場感や没入感を演出する『ダイナミックバイブレーションシステム』を搭載。リアカメラこそシングルカメラだがMotion-eyeカメラシステムも進化し、4K HDR撮影対応やスーパースローモーション撮影機能がFHD画質対応したり、3Dクリエイターのスキャンをフロントカメラでできるようになったりと、カメラ機能を中心に進化。充電方法には無接続充電規格[Qi]がXperiaシリーズ初搭載となった。
Xperia XZ2 CompactはやっとFHD超えの狭額縁ディスプレイを得て、真のコンパクトハイエンドになった。日本デビューとなったらAQUOS R Compactといいライバルとなり、コンパクトゾーンも盛り上がりを見せるくらいの大本命だろう。
しかしながら、これだけ変わってしまったXperia XZ2シリーズ故に、難点もある。
今までのXperiaのデザインが好きだったファンから見て、今までのXperiaから継承された部分が少ないことは結構賛否が別れるところだろう。
XA2シリーズは、独立した電源キーはZ4やXA1まで採用されていた丸型のボタンを採用したが、XZ2シリーズでは、カメラキーと似た横長のキーになり、XZ2シリーズに関してはXperiaらしい[シンボル]が見当たらないのだ。
少なくとも、これがXZシリーズとは別シリーズとしてリリースしたら納得できたかもしれないし、デザインも決して悪くない。
ただ、今まで出てきたZ→XZ1の流れで築いてきたXperiaの最先端感をXZ2に期待していただけにこれじゃない感が少し強い気はしているユーザーも少なくはない。
デザインでも中身でも評価されてきたXperiaに対して「どこかで見たことある端末だなぁ...」っていう端末はXperiaファンは期待していないのだ。
そして、もうひとつは3.5φのヘッドフォン端子が廃止され、有線ヘッドフォンはUSB Type-Cアダプター対応となったこと。
これに関しては時代の流れ的にもBluetoothヘッドフォンが多くなり、防水機能の担保や端末のスリム化の観点からしても仕方ない部分だが、まだまだ有線支持派も多く、悩ましいところ。
ただ、自分にフィットしたBluetoothヘッドフォンやQiをうまく使うことでヘッドフォンでのリスニングが快適になることは間違いなさそうだ。
個人的にはノイズキャンセリング+ハイレゾ対応Bluetoothヘッドフォンの選択肢が増えることを切に懇願したい。
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ソニーモバイルのグローバルサイトではオプション扱いでUSB-Cと3.5φが同時に使えるアダプターが紹介されているが、MDR-NC750などの有線ノイズキャンセリング対応ヘッドフォンはサポート外であることはショックでしかない。
スマートフォン以外にも注目プロダクツで期待無限大のXperiaワールド
大きく変わったスマートフォン以外にも今回のMWCではさまざまなプロダクトが発表された。
ひとつは、イヤースマートエージェントデバイス『Xperia Ear Duo』だ。
2年前に人と寄り添うデバイスをコンセプトに掲げたXperiaの新たな定義のなかで産まれたエージェントデバイス[Xperia Ear]が進化し、エンターテイメント機能とエージェント機能を両立し、より実用的にブラッシュアップされた。
従来機では、Googleアシスタントに準拠したエージェント機能を持ち合わせたヘッドセットだったのだが、今回のXperia Ear Duoは音楽再生もサポートされているのだ。加えて、従来機がカナル型の密閉式だったのに対し、今回は新技術の音導管設計で耳を塞ぐことなく快適なワイヤレスステレオを楽しめるという。
『Xperia Ear Duo』は、昨年のMWCで参考出展されていたものが満を持して、今回、製品発表となった。
エージェントだけでなく音楽再生が可能になったことは大きなアドバンテージ。
もうひとつは、プロダクトではなく技術展示だが将来性としての期待度が高い、スマートフォン向けデュアルカメラの参考展示だ。
これは、同時に開発中のソニー独自のカメラセンサーと組み合わせて静止画のISO感度51800という、目に見えない物を写し出す超高感度カメラだという。実際に搭載する時期は未定だがそう遠くはない未来だそう。
ともなれば、今年後半のIFAでデュアルカメラ搭載の新端末が発表も期待したくなるものだ。
このデュアルカメラがXperia XZ Premiumの後継機に搭載されたならって思ったらわくわくしてしまうのはきっと筆者だけではないはず。
今回、XZ2シリーズに搭載されなかったことはまだまだ改善の余地がある高い意識の表れなのかもしれないと思えば待ち遠しい。
あとがき...
昨年、株主総会の場で日本市場に対してハイエンドに絞った展開をしていくことを表明したソニーモバイル。
正直XZシリーズみたいなハイエンドが日本で受け入れられていることも事実だが、Xperiaらしい攻めた最先端が詰まったプロダクトがXperiaにはもっとも期待されているのだと思う。
それはarcやZのような今までにないカッコよさだったり、XZ Premiumのような4K HDRだったり、形に表れて実感できる驚きであって、万人受けに纏まったようなものはXperiaなのかな...と疑問符が駆け巡る発表だった気がしている。
とはいえ、新たなXperiaのスタートからまた、新たな攻めたXperiaに進化していくことに期待しつつ、XZ2の日本デビューを楽しみにしたい。だから、私はXperia。
34歳、3回目のDKだってよ~リアル成人高校生活レポ~(*`・ω・)ゞ
何となく(でもないが...)始めたこのブログも11回目。
筆者の興味であるモノを中心に書いてきたが、自分
自身のことにはあまり触れていなかったことに気づいた。
と、いうわけで筆者[Haruaking!!! 34歳と12ヶ月少し前]の一面を自己紹介がてら、あまり知られていないことを書こうと思う。
実は、筆者は現在34歳...まもなく35歳だが、3回目の高校生をしている。
様々な事情で高校生をしている成人は少なくもないし、実際、筆者もいろいろあり、現役で高校進学することができず、22歳で初めて都立の定時制高校に入学した。
いろいろなことが新鮮でとても楽しかった、だけではもちろんなく、対人関係や、働きながら毎日学校へ行き続けることが、大人になって高校生になる大変さを知ることになった。にも関わらず人間関係によって貫徹することはできず2年で1回目の高校生活が終わる。
それでも高校卒業を諦められず、3年後の27歳、別の都立の定時制高校で2回目の高校生活を始めた。
やはり、辛かった...でもチャンスは2度とないと思って無理せず頑張った。
でも、人間関係ってやはり難しく、そこだけは乗り越えられず気力を挫かれた筆者30歳の冬に、2回目の高校生活も終わる。
そこから、毎年高校受験をするも結果は及ばず、気づけば34歳...
正直、自暴自棄になっていて、身を固めることも諦めていたなかで、周りの叱咤激励もあり、今年は視点を変え、通信制高校で3回目の再挑戦を決めたのだ。
とはいえ、今まで、定時制高校に通っていた筆者は通信制高校のシステムをよくわかっていなかったまま、都立通信制最難関(って噂がある)試験をパスし、今年の春に入学した。
入試は国数英を70分間、全く自信がなく終わったが、倍率2倍を勝ち得た。
と、前置き長めだったが、今回は筆者が学ぶ都立の通信制高校ってどんなところなのか、どういう風に学んでいるかを少しだけ紹介したい。
他の高校と通信制高校の違いとは...
まずは通信制のシステムを、全日制や、定時制と比較して紹介する。
高校卒業までの3~4年(最長在籍6年まで)の間に定められた必履修科目を含めた74単位が必要であることは共通。
学年制の全日制、定時制はほぼあらかじめ定められた時間割を出席、定期考査の結果で各科目単位が認定され、進級、留年が決まる。
また、単位制の全日制、定時制は学年制の概念がないため、年度始めに自分で履修科目を決めて時間割を決めて行くため、一部科目の単位を修得できなくても留年ということはない。
スタイルは違うが全日制や、定時制はほぼ毎平日に授業を受けることになる。
筆者が通う都立の通信制高校。らしからぬ比較的新しく、綺麗な都心の7階建て校舎で、定時制、通信制、生涯学習、他校履修生など様々な人々が勉学に励む。
では通信制はどうだろうか。筆者の通う都立の通信制は単位制のため、年度の始めに履修科目を選択する部分は同じ。学校で授業を受けることができるのはスクーリングと呼ばれる登校日の土曜日のみだ。しかし週1回では明らかに学習時間が足りないし、毎週登校日に通うだけでは単位を認定してもらえない。
そこで、レポートと呼ばれる自主学習課題を適宜提出し、前後期それぞれの定期考査を受けることで修得単位が認定されるのだ。
各学校によっても違うが、全日制、定時制は学校学習が主なのに対し、通信制は自主学習が主であるが故に、より計画性を持った学習の取り組みが重要になる。
反面、すでに仕事を持った人が仕事の時間を自由にできず、定時制に通うのは難しいけど、通信制なら週1回のスクーリングとレポート提出によって高校卒業を目指すことができるのだ。
通信制での学習はどういうものなのか。
前述した通り、入学後に履修科目を選択し、授業に出席をする通信制のシステム。
科目にもよるが、授業内容はいたって普通の教科書に沿った授業で、体育もちゃんとした実技授業だ。
開講スケジュールはあらかじめ決まっていて、履修する科目の授業に出席する仕組みだ。
だが、普通の高校みたいな固定された時間割ではなく、毎週同じ時間に同じ科目の授業が開講されるとは限らないのだ。
後期のスクーリング開講予定表。HRと体育以外は同じ科目が毎週は開講されない。定時制のシラバスに慣れていた筆者は最初に戸惑った。
実は、通信制の科目は単位認定に必要な最低スクーリング数が定められていて、その出席数を満たし、レポート提出、定期考査を受検することで単位修得が可能なのだ。
各科目の最低出席回数、レポート提出によって単位修得認定されるので、頑張りによっては1年間でかなりの単位が修得できる。筆者の場合は前籍校で修得した科目単位を除く34単位を2年間で修得するため、本年度は23単位を履修している。
ただ、履修する科目は年度始めに決めなければならず、基本的にいかなる欠席の免除はされないため、開講予定表とにらめっこし、無理なく履修登録しなければならない。
なお、筆者の通う通信制高校は入学次年度から併設する普通科、情報科定時制課程の科目を条件の上、履修できるので普通科目以外の勉強もできるのだ。
次に重要になるのがレポート提出だ。
1科目によって年間6~12回あるレポートを1回ずつ学習し、提出期限までに郵送するか学校の提出用ポストへ直接投函する。
1回につき3~6ページ、教科書や学習書を参照しながらドリル感覚で学習していく。
切り取りドリルのように年間提出する課題レポートを1回ずつ仕上げて提出するのだが、それぞれ提出期限も提出回数も違うので計画性を持たないとどんどん詰まってきてしまう。
また、提出期限を過ぎると評価が下がっていったり、出来が悪かったり、未回答があると評価が付かずに再提出になる。
芸術科目や情報科目に関しては作品課題の提出も行うため、自主学習だけでは難しく、学校でも課題作成を進め、レポートと一緒に提出する。
内容は教科書を参照すればほぼ解ける設問内容。科目によっては分量や提出頻度が多く、提出スパンが短いため、履修科目が多いと結構苦痛。筆者は1通に1時間以上かかる。
最後は定期考査。筆者が通う通信制高校は年度2学期制のため、前後期2回の定期考査期間をそれぞれ2週(スクーリングが土曜日のみのため。)づつ行い、評定される。
月1回のペースで送付される学習状況通知でレポートの提出評定、スクーリングの出席状況を確認し、今後の学習計画を取り組む。筆者は歴史、理科はキライだ。
それなりに楽しむ気持ちがあれば普通の高校と違いはない
通信制高校だからといって、行事がない訳ではなく、学園祭や芸術鑑賞教室など自由参加だがある。
また、クラス単位のHRや同じ科目を履修している人と交流を取れなくもない。
部活動や同好会も少ないながら存在しているので放課後、部活動で汗を流すこともできる。
ただ、通信制課程を選んできているそれなりの理由を持っている人もいるので、なんとも言いがたいが、いろいろな人々がいて、交流を持つだけでいろいろ勉強や刺激にもなるのではと思う。
あとがき
ざっくりと通信制での高校生活を書いてきたが、最後に...
答えは、自身の現在のライフスタイルによると思う。
ただ、状況云々を除いた筆者の主観的アンサーは[定時制]だ。
東京都でいえば定時時間帯を3グループに分けた単位制総合学科の高校、[チャレンジスクール]がここ15年で5校も設立された。
普通科では実現されない特色ある科目が魅力で、各都道府県立でも類似の高校は増えている。
他にも商業科や産業科など、卒業後の進路にあわせて選ぶなど選択肢も多い。
そして、毎日通学することによって、様々な人々とコミュニケーションをとることで人間形成を学べることが大きいと個人的に思う。
また、自己管理ができず、意思の弱めの人は定時制がいいだろう。ただ、欠時オーバーになると履修認定はされないため、ある程度の計画性は必要になる。(筆者もこっちよりの性格だ。)
通信制高校もたくさんメリットがある。
既職者はもちろん、趣味や習い事や家庭の事情で毎日は通うことができない人は土曜日のスクーリングとレポート提出、定期考査で単位修得ができる。
コミュニケーションが苦手な人も週1回、授業に集中すれば、あとは自宅学習で頑張るだけでいい。
計画性を持って取り組めば、時間は定時制高校の時よりも充実させられるだろう。
正直、高校卒業資格がないと思うように働くことがまだまだできない現状もある世間。
あってもなくても変わらないと思う人もいるけど、実際に高校で過ごすプロセスや乗り越えた困難は自分自身の自信につながり、その先に進む力になる。
だから、迷っていたら、チャレンジだけはしてほしい。
筆者も、3回目34歳の高校生を諦めずに楽しみたい。
諦めたくない、1回きりの楽しい自分だけの人生のために。
待望の深紅!!! Xperia XZ Premium SOー04J Rosso フォトレポート+etc...(*`・ω・)ゞ
今年の秋はiPhone Xにはじまり各キャリア、SIMフリースマホの秋冬春モデルの注目モデルが多く出揃い、ガジェッターとしてはどの機種を買うか迷いどころだと思う。
ソニーモバイルも9月のIFA2017で発表された[Xperia XZ1]、[Xperia XZ1 Compact]が日本でもリリースされる。
ライバル端末から比べるとなかなか変化が少なく、物足りないが、買い替えタイミングであるZ5シリーズからするとメモリー容量や新しいカメラシステム[Motion eye™️]などの進化点を感じることができるのではないか。また、SoCもSnapdragon835とAndroid8.0バンドルな部分でもZ5から機種変更する理由も大きいと思う。
もうひとつ候補を挙げるとしたら、今年の夏モデルでNTTドコモから発売された『Xperia XZ Premium SOー04J』だ。
(*´‐`).。o○(あれ、夏モデル???)
...と思った人もいるだろう。
なんと、冬モデルで、かねてから噂されていた新色[Rosso]が発売されたのだ。
きっと、夏にXZP買わず、このモデルを待ちわびていたXperiaファンも多いだろう。
そして、夏にXZPのルミナスクロムを買って、冬春モデル発表会でショックを受けつつも[Rosso]を買ってしまった私みたいな人はマイノリティだと思うが...。
ともかくとして、我慢できず4ヶ月相棒だったXZPのルミナスクロムを手放し、手にいれたXZPの[Rosso]を写真でレポートしようと思う。
あわせて、筆者のようなスマホ裸族派の為のXZPオススメアクセサリーも紹介したい。
XZP[Rosso]フォトレポート
ちなみに余談、ドコモオンラインショップで購入したのだが、新しいUIMにすることを勧められたのでドコモUIM Ver.6になった。
開封直前まで気づかなかったのだが、本体が収まる化粧箱まで[Rosso]なのはさりげなく嬉しい。ちなみにルミナスクロムの化粧箱はターコイズだったと記憶。
まず、予備知識として、この[Rosso]モデルは発売前から、通信速度や処理能力速度が早いとか、記憶容量が大きくなるとか、従来モデルとの差違が噂されていた。
結論から言ってしまうと従来モデルとのスペックの差異はない。
(…なので使用感はここを参照👇)
haruaking.hatenadiary.com
単なるカラーバリエーションの追加に過ぎない部分はある。
ただ、Z5から始まったPremiumラインはXZPも含め日本ではブラックとクロムだけであったことを考えてもビビッドな[Rosso]を加えたことは今までとは違うPremium感を主張していると思う。
まずは、表面。Xシリーズからベゼルもボディカラーと同色なので、もちろん赤い。ディスプレイの輝度に引っ張られているので実際はもっと鮮やかな赤だ。
背面も鮮やかな赤。美しく艶やかだが、反射具合はディープシーブラックと同じくらいで映りこみはさほど気にならない。
天底面は従来モデルのXZPと同じくアルミ削り出しだがルミナスクロムのようなヘアラインではなくサンドブラスト加工っぽい梨地でさらさらした感じ。ダイヤモンドカット部分の色味はキラキラ感を出して違う色味だ。
細かい部分だが、電源キーやカメラリングは[Rosso]ではなくブラックなのだ。
これはイタリアのスーパーカーを意識したかのように(筆者の主観)、レーシーで、引き締まったデザインのアクセントに一役買っている。
側面はアルミではなく樹脂製だが高級感があり、自動車で採用されているマイカ系の赤感。黒い電源キーはレーシー感に火が着くスターターのようだ。
カメラリングも艶やかな赤と対比し、マットなガンメタルに近いブラック。ルミナスクロムとはまた違うPremiumな所有感は細やかな色使いから生まれている。
スマホ裸族派にオススメ!!!XZP保護フィルム
今回、レポートしたXZPの[Rosso]もそうだが、Xperiaといえば、これまでのZシリーズからデザインを意識した、美しいエクステリアが支持されている部分も大きいと思う。
実際、筆者もレガシーだがこの美しいデザインが好きでXperiaを使い続けている。このデザインが好きで使っているのだからできればクリアケースですら着けたくない裸族なのだ。
そこで、筆者がオススメする対応法は保護フィルムだ。
ただ、前提として、側面までは保護できないので、よくスマホを落下させてしまう人はケースを使うことをオススメする。
どちらにしても、どんなに慎重に使っていても経年、傷は付いてしまうので必ず保護フィルムは貼っておきたい。
特に、筆者は使いたいフィルムに条件がある。
▽フレームの境界線まで保護できる全面透明光沢タイプの前面フィルムorガラス
フィルムだけで探すと結構あるが、ガラスで探すと全て条件の合う商品はなかなか少ない。特に、ガラスの曲面部の処理がむずかしく、表示領域部以外は着色された別パーツで対応されていたり、保護する部分が平面部分のみだったりするのだ。
▽フレームの境界線まで保護できる光沢タイプの背面フィルム
背面フィルム自体選択肢が少ないうえ、ガラス全面まで保護できる背面フィルムは少ない。光沢タイプを条件にする理由はZ5Pでマットタイプの背面フィルムを使ってみた時に、特徴である元の色の艶感まで消えてしまったことがあり、以来光沢タイプ一択なのだ。ちなみにガラスタイプの背面フィルムは探した限り流通されていないようだ。
その条件を踏まえてオススメの保護フィルム&ガラスを紹介する。
オススメ前面保護ガラス
Z’us-G for Xperia™ XZ Premium ハイクリア3D (SO-04J)
zusg.hoya.jp
まず、このガラスフィルムは全面クリアで境界線ギリギリまで保護できるほぼ唯一のガラスフィルムだ。
そして、ガラスメーカー大手メーカーHOYAが作っていて、高品質かつ安心して使える。
0.3㎜はガラスフィルムのなかでも薄く、ディスプレイの透明度や操作感は全く問題がなく快適だ。
ただ、気になる部分もあり、接着面が外周のみで糊付けされた部分が若干目立つ気がするところ、ガラス端と接着面に若干隙間があり埃がくっつき汚れやすいのが少しだけ気になる。また、流通しているガラスフィルムのなかでもかなり価格が高いことがネック。
ただ、操作感やガラスフィルムの安心感などもあり概ね満足できる商品だと思う。
既存の3Dガラスはベゼル部分が着色されてロゴまで隠れてしまうが、Z'usーGは透明度が高く、XZPの元の雰囲気を崩さないところがいい。ただ、よく見ると接着面の部分が若干目立つ。しかも貼る際に角を持っていて少し接着面に触れてしまったのか、汚れが付いてしまった。
オススメ背面フィルム
①Xperia XZ Premium 背面保護フィルム 透明度の高く柔らかい 背面強力保護 透明クリア
ディーフダイレクト / Xperia XZ Premium 背面保護フィルム 透明度の高く柔らかい 背面強力保護 透明クリア docomo SO-04J 新製品
②Backside Film for Xperia XZ Premium Crystal Clear
どちらもフレーム境界線ギリギリまで保護できる光沢タイプ背面フィルムで、寸法の精度はかなり高めだと思う。
衝撃吸収タイプで柔らかく若干厚めなのでうまく貼るには相当熟練がいると感じた。
特に、どちらも剥離フィルムがとても剥がしにくく保護フィルムまで一緒にめくれて失敗するケースが何回かあったり、接着面の剥離フィルムが剥がしにくくて手こずったりと張りにくさがマイナスポイント。
ただ、こちらは熟練出来れば見た目も貼っている感は全くなく素晴らしいと感じた。
寸法の精度は1mm以下と比較的高い。衝撃吸収で厚めなのと、滑りにくい加工がされているため、気泡を取り除く際にフィルム自体がよれたり伸びやすいので、剥離フィルムを剥がす前に気泡を全て取り除いた方が懸命。
あとがき
今回の冬春モデルでXZP[Rosso]が加わったことで、Xperiaを選ぶ選択肢がかなり広がった。さらに今回のコンパクトXperiaは解像度以外はハイスペック回帰でフロントカメラの広角選択機能も付いているし、XZ1はXZPでも好評価のSnapdragon835を搭載し、Android8.0と3Dクリエイターもいち早く楽しめる。しかし、iPhoneを含めライバル端末は、ベゼルレスやデュアルカメラなどのトレンドにチャレンジしているなか、新鮮味は薄くなっているのも事実。Xperiaらしさを残しつつ、来年のMWCでもっともっとXperiaのファンを驚かせる端末を期待しつつ、XZPの[Rosso]をしばらく自慢したい。
Xperia XZ Premium SOー04J 主観的レポ番外編 イヤホン編(*`・ω・)♪
10月になりソニーから新型ウォークマンとヘッドフォンが発売になり、USB DACや外音取り込み機能など新機能がアップデートされてますますよくなってるウォークマン。でも筆者がもっとも気になるプロダクツは、ソニー初のノイズキャンセリング機能付トゥルーワイヤレスヘッドフォン[WFー1000X]だ。
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ハイレゾやaptXなどの高音質コーデックには対応していないもののNFC対応でノイズキャンセリング機能が付いた完全ケーブルレスのイヤホンはとても期待できるのではないか。
余裕があれば、購入しXperia XZ Premiumとの相性を試してみたい。
と、いうわけで今回は、Xperia XZ Premiumで推奨されている2つのヘッドフォンをレポートしたい。
- まずはXZPの音楽性能をざっくりおさらい
- XZPのオーディオ機能をフルに使うならMDRーNW750Nでしょ!!!
- ハイレゾ非対応でもお手頃に高音質なMDRーNWNC33
- 音は申し分ないが気になるところも...
- 番外編~NW750Nをハイレゾ非対応ウォークマンでも使ってみた。
- あとがき
まずはXZPの音楽性能をざっくりおさらい
[ハイレゾ音源対応]
音楽CDの3~6倍情報量を持つハイレゾ音源を再生できる。圧縮音源で失われがちな高音部分などが解像感をしっかり楽しめる。
[DSEE HX/LDAC]
ハイレゾ音源ではないMP3やAACの音源をハイレゾ音源相当の高音質にアップスケーリングできる機能。ハイレゾ、LDAC対応のヘッドフォン、スピーカーが必要。
[デジタルノイズキャンセリング機能]
音楽再生中の外音ノイズを約98%カットしてくれる機能。Xperia推奨のデジタルノイズキャンセリング機能対応イヤホンが必要。
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XZPのオーディオ機能をフルに使うならMDRーNW750Nでしょ!!!
XperiaはZ5シリーズからハイレゾ×デジタルノイズキャンセリング機能の両立ができるようになり、Xperiaでの音楽性能をかなり高めてきた。
そのポテンシャルを存分に楽しめるイヤホンが[MDRーNW750N]だ。
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このイヤホンはソニー初ハイレゾ×デジタルノイズキャンセリング機能が同時につかえるイヤホンとして登場した。
もともと、ウォークマンの付属ヘッドフォンだったこの機種は、ハイレゾ非対応音源でも従来機種よりも高音域の伸びやかさとクリアな音が気持ちよく、長時間聴いていても疲れにくい印象だ。
スピーカー部分のボリュームが従来機種よりも大きく、プレーヤーのボリュームを上げなくてもしっかりキレイに聴こえ、高低音それぞれがバランスよいのも一因かと思う。
ボーカルの呼吸はもちろん、ピアノやドラムの打鍵音だったり、ギターやベースの弦の弾け具合が伝わるくらい音の解像感が高く感じる。
この高音質が10000円弱で楽しめるのは正直感動である。
補足だが、Xperiaでのハンズフリー通話対応でNW750Nとほぼ同性能のヘッドセット[MDRーNC750]も存在する。
また、この機種の後継機種であるウォークマン用イヤホン[IER-NW500N]はXperiaは非対応だ。
5極プラグがXperiaやウォークマンで使えるデジタルノイズキャンセリング機能対応イヤホンに付いている。
ハイレゾ非対応でもお手頃に高音質なMDRーNWNC33
ハイレゾ非対応だが、Xperiaの音楽性能をそこそこ引き出せるヘッドフォンが[MDRーNWNC33]だ。
Z2~Z4までXperiaのノイズキャンセリング機能対応おすすめのイヤホンのシリーズであり、この機種も2世代前までウォークマンの付属ヘッドフォンだった機種でデジタルノイズキャンセリング機能対応だ。
この機種は前者のNW750Nと比べ低温重視なイメージで高音が少し籠って聴こえる印象だ。
クリアさや解像感のよさで言ったらNW750Nに劣るが、デジタルノイズキャンセリング機能と13mmドライバーユニットのおかげでそれなりに高音質が楽しめる。こちらは5000円台とコスパで選ぶなら充分満足できる範囲だ。
ちなみに、NWNC33はZ2以降のXperiaやウォークマンに対応しているので汎用性は高い。
音は申し分ないが気になるところも...
音は申し分ないくらいよい出来なのだが、やはり気になるところもある。
1つ目は、汎用性が限られてしまうこと。
この2機種が採用している5極プラグはデジタルノイズキャンセリング機能対応のXperiaやウォークマンでしか使えないのだ。
他社のオーディオプレーヤーでも使うという場合は、少し値が張るがBluetooth対応ヘッドフォンを選択肢に入れる手ある。
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2つ目は、NW750Nの耐久性。
NW750Nのケーブルは細く柔らかい分ケーブルのそれぞれの根元部分の断線率が高い。Z5Pの荷重もあり、なおさらだったのかもしれない。
実は筆者、2015年11月にZ5P用にNW750Nを購入したのだが、半年ほどで断線してしまい、修理交換と買い換えを含めて現在3代目にいたる。
使用時はケーブルの引っかけやオーバーテンションにならないよう、しまう時にはケーブルの折り目ジワが付かないように注意したい。
最初に購入したNW750Nのホワイト。購入した頃からケーブルに折り目が付きやすく頼りない感じではあった。
3つ目は個人的になるが、イヤーケーブルが左右対称であること。
現在のイヤホンはほとんどがこのタイプを採用しているが、NWNC33は右のケーブルを長くすることで首に掛けてケーブル回しを煩わしくならないようになっている。
NW750Nのケーブルを首に掛けると左右対称で在るがゆえバランスが取れずどちらかに引っ張られてしまうことが多いのだ。
洋服の身頃やポケットに付けられるクリップも同梱しているが、クリップ自体が小さいため厚手のコートやジャケットだと外れやすい。
NW750Nの付属クリップ。クリップのバネは強くしっかりしているが、クリップ自体小さいため厚手の洋服では使いづらい。
番外編~NW750Nをハイレゾ非対応ウォークマンでも使ってみた。
過去にXperiaとの2台持ちに使いやすいコンパクトなウォークマン[NWーM505]という機種があり、筆者も電池持ちが悪かったZ3Cと併用していた。
2世代前でNW750Nがサポートしていないハイレゾ非対応ウォークマンだが、せっかくなので、NW750Nでリスニングしてみた。
高音質コーデックのFLACには対応しておらず、リニアPCMに変換された音源で試したが、音質が明るく非常にクリアだった。
小型ウォークマン専用開発のアンプ[SーMASTER MX]がしっかり高低音を響かせ、それぞれの楽器がくっきりな解像感で付属イヤホンのNWNC33よりも気持ちよく聴けた。
NWーM505とNW750Nの組み合わせはスゴくいいと思った。NWーM505はワイヤレス高音質転送規格のaptXに対応しているので、NFC接続でXZPの音源もいい音で聴くことができる。
あとがき
ソニーのノイズキャンセリング機能は喧騒の地下鉄も強い。
だけど、アナウンスなど大事な音はきちんと逃さないように工夫してあるのだ。
前回のオーディオ編でも書いたが、音楽にまみれたい筆者にとって、ソニーのノイズキャンセリング機能はなくてはならないくらい、いい音楽を聴く[条件]だと思っている。
ノイズキャンセリング機能があるからこそ、日常生活の喧騒と素晴らしい音楽に浸ることが共存できるのだ。
それだけではなく、安全に音楽を楽しめるように外音取り込み機能だったり、フルオートAIデジタルノイズキャンセリング機能だったり大事な音を逃さない機能はデジタルスマート時代にフィットしたいい機能だ。
小さいけど、こういう進化の積み重ねがソニーを選ぶ理由なのであり、この先ももっともっと期待してXperiaやソニーを楽しみたい。
Xperia XZ Premium SOー04J 主観的レポVol.3(*`・ω・)ゞ~オーディオ編~
もうあっという間に今年も9月になり、ガジェット好きにとって、IFAでの各社の新製品発表にワクワクする時期。
XperiaもXZ1とXZ1 Compactを日本を含めたグローバル向けに発表。
大きく変わったところは少ないが、ハイエンドSoCのSnapdragon835搭載、4.6インチHD+RAM4GBのXZ1 Compactは個人的にかなりの期待度だ。
来年のMWCの進化につながるような進化に期待しつつ...。
今回はXZP主観的レポの第3回、オーディオ機能だ。
筆者は常に音楽をまとった生活をできれば送りたいと思うくらい音楽が好き。
いつも持ち歩くXZPのオーディオ性能はマスト。
- ハイレゾ×デジタルノイズキャンセリング対応のXZPはスマホ最強レベルのモバイルオーディオ
- ハイレゾ音源でなくてもハイレゾ相当にアップスケーリングできるDSEE HX
- ウォークマンで培った最高の音を体感できるClear Audio+と自動最適化機能
- みんなで、お家で楽しむならS-Forceフロントサラウンド™️
- あとがき
ハイレゾ×デジタルノイズキャンセリング対応のXZPはスマホ最強レベルのモバイルオーディオ
XperiaはZ2からCDより情報量が多く高音質なハイレゾ音源に対応した。さらにZ5シリーズから、ヘッドホンで音楽を聴く時に周囲の騒音を低減するデジタルノイズキャンセリング機能の対応、XZPにも継承した。
ハイレゾ×デジタルノイズキャンセリング対応イヤホンMDRーNW750NとXZPは、今までの「スマホ音源で音楽を聴く」概念を覆すくらいの高音質だ。
www.sony.jp
ハイレゾ音源はCDよりも3~6倍の情報量を持ち、圧縮で失われた音を補完することで生音に近く、高音質に楽しむことができる音源だ。
デジタルノイズキャンセリング機能は、対応ヘッドホンについているマイクで周囲の騒音を拾い、逆位相の音を作って騒音を打ち消すことで、音楽をクリアに聴くことができるのだ。
この2つの機能を組み合わせることで、高音質音源をクリアに楽しむことができるのだ。
個人的に、ネットワークウォークマンを使いはじめてからデジタルノイズキャンセリング機能を体験して以来、はずせない機能だと感じるし、体験したことない人は是非Xperiaやウォークマンで体感してほしいくらい素晴らしい機能だ。
また、XZPでオススメしているこの2つのイヤホンに関してはいずれ主観的にリスニングレビューしたい。
ハイレゾ音源対応はしていないが、デジタルノイズキャンセリング対応イヤホンMDRーNWNC33でもかなり高音質で音楽を楽しむことができる。
www.sony.jp
ハイレゾ音源でなくてもハイレゾ相当にアップスケーリングできるDSEE HX
とはいえ、ハイレゾ音源はデータ容量も大きく価格的に高い。
そこで、XZPに入っているAACやMP3の圧縮音源で失われた音を再現することでハイレゾ相当の音質にアップスケーリングできるDSEE HXというシステムが搭載されている。
筆者も音楽配信でDLしたAACの音源が多く、この機能を試し思ったのは、「音の尖った部分を出さないようなフィルターを通した」イメージだ。
フィルターを通したことによりボーカルや高音に艶感がある聴き心地を感じるとともに音のバランスがとれて長くリスニングしても疲れないと思った印象。
だだ、曲によっては物足りない感が出てくることがあり、曲や好みによってON/OFFを切り替えてみるのもよい。
なお、DSEE HXを使う際もハイレゾ対応ヘッドホンが必要なので注意したい。
DSEE HXをONにするとイコライザーのチューニングはできないので、好みによって選ぶとよい。
ウォークマンで培った最高の音を体感できるClear Audio+と自動最適化機能
ハイレゾを楽しむには少しハードルが高いなぁ...、もう少し手軽に音楽を楽しみたいなぁ...と思う人はClear audio+がオススメだ。楽曲の特性に応じて組み合わせ最適化したイコライザーで再生してくれる。
Clear audio+は楽曲に応じて最適化したイコライザーで再生できる。
これをOFFにして、自分好みのエフェクトやチューニングをする事もできる。
また、使っているヘッドホンとユーザーの耳の形状を自動分析し最適化する機能も搭載している。
この自動最適化機能はメーカー、性能問わず対応しているのが嬉しい。
自動最適化機能をONにするだけでどんなヘッドホンでも最適化してくれるスゴい機能。
XZPで使用が推奨されているソニー製デジタルノイズキャンセリングイヤホンならノイズキャンセリングの最適化もできる。
みんなで、お家で楽しむならS-Forceフロントサラウンド™️
ヘッドホンで楽しむ音楽だけじゃなく、本体のステレオスピーカーで再生する時に仮想的に立体的な音を再現するS-Forceフロントサラウンド™️システムを採用。
前後のガラスパネルが反響板の役割を果たすかの如くスピーカーからパワフルかつ臨場感ある音を奏でてくれる。
S-Forceフロントサラウンド™️はZ2から採用されているが、XZPはスピーカー位置が変わったので、手に持った状態でも、置いている状態でも音鳴りや臨場感はとてもいい印象。
意外な事実!!!カラーバリエーションに見るXperiaの主観的歴史( ´,_ゝ`)
唐突だが、筆者がスマートフォンを持ちはじめて6年弱。
はじめて買ったのはXperia arc SOー01Cのサクラピンクだった。
スマートフォンでまだあまり機種が選べないなか、このサクラピンクはすごく衝撃的だったとともに、ピンク好きの筆者の琴線に触れた名機であった。
筆者のスマホ初号機、[Xperia arc]は6年たった今も色褪せぬカッコいいデザイン。この感覚が、Xperia。
その後も浮気することなく、「だから私は、Xperia。」と言い続け6年間いろいろなXperiaを使ってきた。
(*´-`).。o○(...ん?そいえば、Xperiaってカラバリスゲー多かったけどどんなカラーがあったかな....)
ふと、疑問が浮かんだので、調べがてら今回の記事にしたいと思う。
日本発売のXperiaで多かったカラーをランキン♪
今回は日本で発売されたXperiaスマートフォンを対象に全33機種のカラーバリエーションを調べて採用された機種数でランキングにしてみた。
初めに言っておくとXperiaのカラーは実際の見た目とカラーネームが素材の都合上一致しないカラーがあるので、その場合は見た目のカラーで属性分別した。
Top2は当然の結果で、ブラック、ホワイトだった。
だが、よく見るとブラックとホワイトは、33機種すべてに採用されていないことに気づくだろうか。
ホワイトに関してはXperia Xシリーズになり、マテリアルが金属筐体を採用したことによりシルバーを採用したことが多い。
[Xperia Xシリーズ]の日本第1弾[Xperia X Performance]。ホワイトなのだがアルミ筐体なのでシルバーという感じがする。
画像出典:ソニーモバイルコミュニケーションズ
一方ブラックを採用しなかった[arc]と[ray]。
arcに関しては、初代Xperiaでホワイトとブラックのみだったためあえて定番色を外しミッドナイトブルーをブラックの代替で採用しているが、背面こそ濃いブルーだがベゼルはブラックに見えなくもない見た目。
rayはターゲット層を女性メインに向けたコンパクトXperiaだったため定番のブラックを外した結果だろう。
[Xperia ray]は3.3インチ100gのスーパーコンパクトXperia。
arcよりもやや淡さのあるピンク。
画像出典:ソニーモバイルコミュニケーションズ
Xperiaと言えばピンク?それともパープル??( -_・)?
ブラック、ホワイトに次いで3位は意外にもピンクの16機種だ。
ちなみに、arcのサクラピンクの後にも[Z1f]でピンクを再び選んだ筆者はXperiaと言えばピンクのイメージが強い。
筆者はビビッドなピンクが嗜好だったが、Z5やXZで採用されたような淡さの強いピンクもラインナップされていた。
筆者のスマホ3号機[Xperia Z1f]はコンパクトながらZ1のスペックをほぼ踏襲した当時のモンスターコンパクト。
4位のブルーもピンク同様、arcのミッドナイトブルー、acroやA4のアクア(ブルー)、Z4のアクアグリーンなどテーマにあわせて幅が広い10機種。
5位のシルバーはarc以来、XZまで実に5年間採用されなかったのが意外だったが、その後Premiumシリーズでクロムカラーという未知の領域に挑戦したのだ。
[Xperia Z5 Premium]で採用されたクロムカラーは[Xperia XZ Premium]へ踏襲。
まさしくプレミアムな所有感を体現した色と言えるだろう。
この後の同率6位で並んだグリーン、パープル、ゴールド(カッパー)が採用された世代を見るとほぼ[Zシリーズ]世代なのだ。
派生モデルを除くZ~Z2まではブラック、ホワイト+パープルが採用された。
今までのXperiaのソリッドなイメージをより際立たせたイメージだ。
[Xperia Z]のパープル。Xperiaと言えばこの色を浮かべるファンも多いと思う。
画像出典:ソニーモバイルコミュニケーションズ
対してZ3~Z5はブラック、ホワイト+カッパー、グリーンが採用された。
デザインとともにユーザーを選ばないソフトなテイストに変えたことが伺えるだろう。
[Xperia Z3]からはグリーン、カッパーを導入し、ユーザーを選ばないソフトなテイストも加えた。
画像出典:ソニーモバイルコミュニケーションズ
マイノリティなビタミンカラーはソニーモバイルの伝統だった??
9位、10位のオレンジ、イエローはSXやA2、Z1fなどコンパクトXperiaのカラバリに採用されている。スマートフォンからいえばマイノリティなカラーと思うが実は偶然ともいえぬルーツがあったのだ。
ソニーモバイルファンならご存知かもしれないが、10余年前にあったフィーチャーフォン[SO903i]のカラバリがオレンジ、イエローだったのだ。
筆者のスマホ2号機[Xperia SX]はソニー・エリクソンとしてのXperia最終開発機。[SO505is]といい[SO903i]といい、ソニー・エリクソンはオレンジ推しが多かった気がする。
Xperiaではないが[SO903i]のカラーバリエーションは今のXperiaに通ずる気がして止まない。
画像出典:NTTドコモ
あとがき
これまで読んでもらって最後の意外な事実に気づく方もいるかもしれないが、実は、日本発売のXperiaのなかで発売されてない色があるのだ。
それは[赤いXperia]なのだ。
海外モデルだと[Xperia P]などがあったが、日本では未発売だ。
近いものであれば、[Xperia Z3 Compact]にオレンジがあるが、これは実機を見ると赤寄りの[オレンジ]だ。
[Xperia Z3 Compact]のオレンジは赤っぽいけど、赤要素強めの[オレンジ]。
画像出典:ソニーモバイルコミュニケーションズ
そんななか、最近、巷では[XZ Premium]の追加カラバリでレッドが追加され、日本発売するとかしないとかいう噂も話題になっている。
常にチャレンジを続けて、最高のXperiaを続けてきたことがカラバリひとつとってもわかるし、時代とともに進化してきた7年だったのだと感じた。
日本で[赤いXperia=更なる最高のXperia]をワクワクしながら待ちわびたい。
Xperia XZ Premium SOー04J 主観的レポvol.2(*`・ω・)📱 ~カメラ編~
6月に購入した相棒[Xperia XZ Premium SOー04J(以下略XZP)]。
Xperia XZ Premium SOー04Jのウリは4K HDRディスプレイとあわせて、カメラ機能がスゴイ。
前回は全体的な主観的レポをしたが、今回は注目になっているカメラ機能を作例とあわせてレポートしていく。
- MotionEye™️カメラシステムが実現した[スマホを超えたカメラ]
- XZP フォトギャラリー📷
- 960fpsスーパースローモーション撮影機能が面白い♪ヽ(´▽`)/
- 連写機能より便利な先読み撮影機能
- メインカメラ級(^-^)v約1320万画素インカメラでキレイなセルフィー
- ディスプレイもよくなってさらに撮りたくなる4K撮影
- あとがき...
MotionEye™️カメラシステムが実現した[スマホを超えたカメラ]
前回、Xperia Z5 Premiumとのスペック比較をしたが、今回のモデルから、有効画素数約1920万画素MotionEye™️カメラシステムをメインカメラに採用。
Z5PやXZと比べ有効画素数をやや落としたが、センサーサイズを従来より拡大させメモリーを搭載させたことで撮影時のデータを高速に読み出すことが可能になり、動く被写体も高精度に撮影することができるのだ。
XZP フォトギャラリー📷
走っている電車もピントをバッチリとらえ、描写もしっかりと写せている。
プレミアムおまかせオート 1.9MPで撮影。
絞り:f/2.0 露光時間:1/250s 焦点距離:4.4mm ISO感度:40
逆光気味だったのだが、明度を簡単に調整でき、いい絵を撮ることができるのもXperiaのカメラのいいところ。
プレミアムおまかせオート 1.9MPで撮影。
絞り:f/2.0 露光時間:1/800s 焦点距離:4.4mm ISO感度:40
失敗した感が強いけど、偶然の産物でいいボケ感の写真も撮れた。
プレミアムおまかせオート 1.9MPで撮影
絞り:f/2.0 露光時間:1/400s 焦点距離:4.4mm ISO感度:40
画素数をさげたため細かい描写が潰れたが、画質のバランスや夕暮れの色など、微妙な色再現はしっかりできていると思う。
プレミアムおまかせオート 13MPで撮影。
絞り:f/2.0 露光時間:1/50s 焦点距離:4.4mm ISO感度:1000
先日、アスキーのイベントにて、美人エディターのつばささんとナベコさんとの3ショット。
素材がいいのは言うまでもないが補正なく人物も健康的にキレイに撮れる。
プレミアムおまかせオート 19MPで撮影。
絞り:f/2.0 露光時間:1/50s 焦点距離:4.4mm ISO感度:200
豪華なメシテロ素材は写せなかったけど、ハンバーグ弁当も美味しそうに撮影できた。
プレミアムおまかせオート 19MPで撮影。
絞り:f/2.0 露光時間:1/50s 焦点距離:4.4mm ISO感度:1000
960fpsスーパースローモーション撮影機能が面白い♪ヽ(´▽`)/
メモリー積層型イメージセンサーを搭載したことで、1秒間に960コマのスーパースローモーション撮影ができるようになったのだ。
前回のレポートでも触れたが、動画撮影の途中でスーパースローモーションにしたい部分を2秒間だけ960コマにできる機能なのだ。
youtu.beスーパースローモーションにするタイミングを合わせるのが難しく、練習が必要だがいろいろなものを素材に面白い作品を作ることができるとても楽しい機能だ。
スーパースローモーション撮影のほかに、120fpsのスローモーションにも対応。
解像度は720pのみで変更ができないため、明るく広いところでの撮影が必要。
連写機能より便利な先読み撮影機能
動く被写体を撮影する時に先読み撮影をONにしておくことでシャッターをおす前の画像を最大4枚までキープ。そのなかからベストショットをユーザーが選び、保存できるのだ。
以前のXperiaシリーズの連写機能よりも手軽で使いやすい先読み撮影機能。
被写体によっては先読み撮影が発動しないので、アップデートによる精度向上に期待。
メインカメラ級(^-^)v約1320万画素インカメラでキレイなセルフィー
Instagram世代には嬉しい有効画素数約1320万画素インカメラはやはり描写がしっかりしていて、メインカメラと遜色ない出来だ。
有効画素数1320万画素のインカメラは高精細な描写。だが少しだけ歪みが気になるかもしれない。
プレミアムおまかせオート13MPで撮影。
絞り:f/2.0 露光時間:1/125s 焦点距離:3mm ISO感度:80
ディスプレイもよくなってさらに撮りたくなる4K撮影
XZPでは4K HDR再生が可能になり、4Kで動画を残す意義が増えた。
さらにYouTubeでは2160p再生ができるため、4K再生対応のユーザーとも撮った動画をシェアできるのだ。
実際、Xperia Z5 Premiumで撮った4K動画と比べて、XZPで撮った4K動画は色彩や描写の精細さが向上している印象を受けた。
Xperia Z5 Premiumで以前撮影した4K動画。それなりのキレイな描写感だが、XZPで撮影した4K動画のほうが色味や描写がしっかり表現されている印象。
あとがき...
正直、Z5Pと比較して画素数を落としたXZPのカメラ機能に対してはそこまでの期待はしていなかったが、いざ、使ってみて暗い場所での表現力や描写力が向上していることを感じられたし、XZPで写真や動画を撮るのが楽しいカメラに仕上がっていると思った。
最後に、画像の歪みについて、被写体によっては気になる部分もあったが、個人的には許容範囲内だと思う。気になる方は購入前に販売店の実機で試し撮りをすることを強く勧める。